令和6年度 活動方針
活動方針
令和6年度 活動方針
少子高齢化に人口減少、地域課題は深刻さを増す中、家庭のライフスタイルの多様化など社会構造も旧来のものから大きく変化しています。コロナ禍を経て急激に進められたICT・AIなどの産業技術は、私たちの想像を超えるスピードで進化し、否応なしに対応する必要に迫られています。
子どもたちには、自ら学び・自ら考え・自ら判断して行動する、よりよい人生や地域社会を切り拓いていく「生きる力」を今まで以上に求められてきます。
山口県PTA連合会では、国や県が進める教育方針により沿い、地域課題に責任を持ち、未来への展望を見据えることのできる活動を提案してまいります。
山口県最大の社会教育関係団体として、関係機関と連携を図り、学校・家庭・地域が一体となり、子どもたちと共に学びながら子育ての環境づくりに努めていく必要があります。活動の基本である単位PTAの活動をしっかりと支援していくためにも、各郡市町PTA連合会との連携を密にし、以下のスローガンと方針により活動を進めて参ります。
楽しく学び合える学校、
温かく支え合える家庭、
地域のために、地域と共に歩むPTAを創りあげよう
1.【家庭教育】もう一度家庭を見直そう。
*家庭団らんの食卓に努めよう。
*子どもたちの教育の原点である家庭を、明るく楽しくしよう。
*家庭の絆を深めるため、毎月第3日曜日を標準とした「家庭の日」は家族で過ごすなど、親子がふれあう時間を多くつくろう。
*子どもからの心のSOSを受けとめよう。
*放任や過干渉、虐待のない家庭にしよう。
*宿題をすることや忘れ物をしないなどの学校の決まりを守ることやあいさつ・返事の必要性を教えよう。
*子どもが将来の夢や希望を持てるよう、保護者も色々なことを学ぶ機会を持とう。
*「早寝早起き朝ごはん」運動など、基本的生活習慣を身につけることが出来る家庭のルールをつくろう。
*積極的にお手伝いができる環境を整えよう。
*命の大切さ、善悪の判断など正しい判断ができる心を育もう。
*スマートフォン・インターネット等の通信機器の正しい使い方を理解・認識し、家庭のルールを作り、トラブルから子どもを守ろう。
*運動や外遊びなどを通じて、豊かな心の育みと体力の向上に努めよう。
2.【学校教育】学校教育の方針を理解し、進んで協力しよう。
*学校の当面する課題を理解し、共にその解決に努めよう。
*学習指導要領等、学校教育を正しく理解しよう。
*学校行事に積極的に参加し、保護者と先生、相互の信頼関係を高めよう。
*学校の情報を共有し、家庭学習の実践など学力や学習意欲の向上に努めよう。
3.【社会教育】地域で子育てを支援すると共に、子どもたちの安全を守ろう。
*ボランティア活動や自然体験の機会を積極的に与えよう。
*子どもたちが安心して暮らせる地域づくりに努めよう。
*子どもの貧困問題に対する支援体制を拡充しよう。
*いじめや不登校の問題に向き合い、防止に向けて取り組もう。
*地域と連携してコミュニティ・スクールの活動に協力推進しよう。
*共生社会の実現に向けて学び、様々な機会を通して理解を深めよう。
4.【地域連携】生涯学習と国際理解教育の推進を図ろう。
*親が率先して学び続ける意欲を持ち、豊かな人間性を育もう。
*地域の文化や伝統、歴史について理解を深め、魅力ある地域資源を守ろう。
*外国にも関心を持ち、グローバル感覚を養おう。
*子どもに明るい未来を残すため、地球環境問題に目を向けたPTA活動を推進しよう。
*被災地に心を寄せ、地域のBCPを話す機会を設けよう。
*親が率先し、子どもと一緒にわが町を考え、主権者教育を進めよう。
*地域と協力して自主防犯力の強化に協力し、安全で安心な地域づくりに努めよう。
5.【組織強化】組織活動の充実を図ろう。
*日本PTA全国協議会を活用し、他県協議会との連携を取ることで、組織活性化につなげよう。
*郡市町PTAの連携を密にし、一体感を持った組織にしていこう。
*行政機関や幼、保、高など各種団体との連携を強化し、組織活動の充実発展に努めよう。
*会員の要望が尊重される望ましいPTAの在り方を探求しよう。
*事件や事故など緊急時における対応に備え、行政や学校と連携したメールによる情報配信システムの整備に協力しよう。
*ホームページの充実など、広く活動の紹介と情報の提供を図ろう。
*PTAの課題や情報の共有をする場を積極的につくろう。
- 作成日
- 2014/06/17 02:55
- 最終更新日
- 2024/07/14 17:13