令和7年度 活動方針
活動方針
令和7年度 活動方針
ますます進む少子高齢化に人口減少、地域課題は深刻さを増す中、家庭の考え方やライフスタイルの多様化など、社会構造も旧来のものから大きく変化しています。社会の変容と共に、子どもたちに求められるものも変化してきています。自ら学び・自ら考え・自ら判断して行動する、よりよい人生や地域社会を切り拓いていく「生きる力」を今まで以上に求められています。
我々は、県内最大の社会教育関係団体として、関係機関と連携を図り、学校・家庭・地域が一体となり、子どもたちと共に学びながら子育ての環境づくりをリードしていく必要があります。活動の基本である単位PTAの活動をしっかりと支援していくためにも、各郡市町PTA連合会との連携を密にし、以下のスローガンと方針により活動を進めて参ります。
楽しく学び合える学校、温かく支え合える家庭、
地域と共に歩むPTAを創りあげよう
1.【家庭教育】家庭の暖かさ、教育力に磨きをかけよう。
- *運動や外遊びの重要性を再認識し、豊かな心の育みと体力向上活動の重要性を伝えていきます。
- *子どもの成長のために、保護者が率先して学ぶ姿を見せていきます。
- *平和を保つことの大切さ、命の尊さについて語り合い、「子ども自らの判断を尊重する」というサポート体制を家庭や地域で語りかけていこう。
- *子どもの成長に合わせた親の関わり方を学びあい、様々な悩みに寄り添える活動を大事にします。
2.【学校教育】学校教育の方針を理解し、進んで協力しよう。
- *学校方針に関心を持ち、保護者と先生、相互の信頼関係を高めます。
- *地域と共に学校の当面する課題を理解し、共に話し合い、その解決に努めます。
- *いじめや不登校などの問題に向き合い、防止に向けて全体で取り組めるサポートをします。
3.【社会教育】多様な経験は宝。地域・保護者・学校の連帯で子ども達の安心・安全を創りあげながら、地域で育てる環境を支援しよう。
- *子どもたちが体験を通じて社会性や主体性を育む体験活動の機会の必要性を周知、活動します。
- *子どもたちが安心・安全に暮らせる地域づくりを、連帯によって創りあげよう。
- *共生社会の実現に理解を深め、寄り添い、共に学びあう機会を通して社会環境を変えていこう。
4.【地域連携】皆地域の一員。連帯によって教育力の底上げを図り、学校を中心とした学びあいのまちづくりを創りあげよう。
- *安全安心な地域づくりのために地域と連携した自主防犯力の強化は欠かせません。様々な機関との連携強化を図り、情報共有に努めます。
- *子どもに明るい未来を残すため、地球環境問題に目を向けたPTA活動を推進します。
- *PTAは県内最大の社会教育団体、地域活性化の主役であることを自覚し、地域との連帯を深めます。
5.【組織強化】組織活動の充実を図ろう。
- *他県協議会との連携を取ることで、組織活性化につなげます。
- *郡市町PTAとの連携を相互に密にし、補助・助成事業を行い、学校単位では実現できないことを実現できる一体感を持った組織にしていきます。
- *行政機関や幼、保、高など各種団体との連携を強化し、組織活動の充実発展に努めます。
- *事件や事故など緊急時における対応に備え、行政や学校と連携します。
- *広報紙HPの充実など、広く活動の紹介と情報の提供を図り、それぞれのPTA活動の充実に寄与します。
- *運営だけに終始せず、それぞれの課題や活動のあり方など、情報共有する場をつくります。
<活動に取り入れたい、めざしたいPTA活動>
- *家庭は教育の原点、生活や食卓のありかたをもう一度見直そう。
- *家庭の絆を深めるため、毎月第3日曜日を標準とした「家庭の日」を大事にしよう。
- *学校の決まりを守ること、あいさつ・返事の必要性をPTAが率先して体現することで、人間関係を円滑にする手法を体現しよう。
- *スマートフォン・インターネット等の通信機器の使用方法については家庭のルールを作り、未然にトラブルから子どもを守ろう。
- *「早寝早起き朝ごはん」運動など、基本的生活習慣を身につけることが出来る家庭のルールをつくろう。
- *地域の文化や伝統、歴史について理解を深め、魅力ある地域資源を守ろう。
- *学校の情報を共有し、学校でできない学びの機会を家庭教育・社会教育で補うなど総合的な学習環境構築の機会をつくりあげよう。
- *学校内だけでなく、国内・世界中で起こっている紛争・貧困問題・社会課題に対することに意識を向け、自分たちでできることを考える場を持とう。
- *地域と連携してコミュニティ・スクールの活動に協力推進しよう。
- 作成日
- 2014/06/17 02:55
- 最終更新日
- 2025/07/16 04:29